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農業を始めたきっかけとしかくいやさい誕生まで

しかくいやさい物語

新規就農までの道

食を生み出す嬉しさ楽しさに感動

もともと農家の生まれではなく
土いじりは全く興味がなかった


ある時
野菜を育てる環境ができたので
少しだけ野菜を作ることに


自ら野菜を育てはじめると
成長過程がおもしろく
知らない発見がたくさんあり楽しくなった


植物の生きる強さや変化
素人でも食が生み出せる喜びや楽しさ


そして収穫した野菜を食べた時
とても感動した

「食」を育てる楽しさや
収穫できた時の嬉しさ
何より
自分の手で育てた野菜は美味しくて
大切に食べたい気持ちが強くなる

「この感動を伝えたい」


こうして農業をスタートしました。

農業何も知らない

農業のことは何も分からなかったので
とりあえず、農業大学校だ!と
思いつき短期講習を受けにいく

初歩の初歩を学びながら
畑を探したり
近所の畑の写真をこっそり撮り
技術をため込んだり
そんな感じでスタート

農業で最初に苦労したところ

しかし!
畑がなかなか借りれない
そして
機械も、何もなく
全てがないない尽くしで始まった

でも、農業をやると決めたので
諦めずに、ずーっと畑を探し回った
農業大学校に通いつつ前職を続けながら
同時進行で進めていった

バイクに乗って
歩いている年配者に声をかけ
畑が空いていないかを聞きまくる日々

いほり
ただの怪しい女だったね〜

そしてはじめて畑が借りられたのが
女化(おなばけ)という地
人間諦めなければどうにかなるもんだ

またまた
ドタバタな日々の始まり

自然は偉大だった

色々なものをヤフオクで買いまくり
農業機械をある程度揃えながらスタート

技術もないし
全てがゼロから

そして
変化する季節を全身で感じ
自然の大きさも感じ

台風や大雨
自然の強さやこわさを知り

ビニールも飛ばされるし
何がなんだかわからん

夏草の勢力も知り
冬の土や空気の冷たさを知り

売れる野菜を作るのは
一筋縄では行かず失敗の連続
初期投資もかなり必要だし
作りだす大変さを知った

身体で四季を感じる日々

でも
太陽の光を浴びて汗をかく
風の音や雨の音、鳥の鳴き声
冬の香りや春の香り

季節を感じる瞬間がとても多く
自然を身近に感じ
自然に生かされていると感じた
とても学びが多い日々

何より収穫できた野菜で
心が笑顔になる
あと小さなことで悩まなくなった

数年経った今も楽しい

種から芽がでて
育つ手伝いをして
食がうまれる
いつも新発見

食べて美味しいと言ってもらえたり
みんなと一緒に畑で笑ってイベントを行ったり
やっぱりすごく楽しくておもしろい

いほり
私の役目は笑顔をつくることかも

ありがとうの気持ちを伝えたい

自然を通し
たくさんの人たちに支えられ
私自身が大きく成長させてもらえた

本当にありがとう

この気持ちを忘れずに
自然や人に恩返しをしていきたい

また
食への感謝の気持ちにつながる
そんなきっかけをつくり続けていきたい

いほり
と思ういほりなのでした。農園名が「しかくいやさい」だからってねぎは四角じゃないよー!

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